呼吸器センター « - 独立行政法人国立病院機構　和歌山病院

病院概要

院内の組織および各部・科紹介

呼吸器センター

診療モットー

地域の中での、呼吸器疾患専門施設として、患者様が常に安心・満足していただける医療を提供できるように、日々歩み続けています。各種医療スタッフとの連携によるチーム医療を実践し、病診連携・病病連携を推進していきます。


主な対応疾患

肺気腫・慢性気管支炎などの慢性閉塞性肺疾患（COPD）、慢性呼吸不全、気管支喘息、肺癌、肺炎、肺結核、肺非結核性抗酸菌症、胸膜炎、膿胸、間質性肺炎、気胸、睡眠時無呼吸症候群など


診療内容

肺気腫などのCOPDの診断、治療については吸入・内服治療から、病状にあわせ包括的呼吸リハビリテーションの施行、在宅酸素療法、非侵襲的陽圧換気療法（NPPV）の導入を行い、患者様のQOL改善を目指しています。また近隣診療所との連携（地域連携パス作成）により地域全体での診療を行っています。COPDの急性増悪などの急性期にも対応しています。

肺癌については、マルチスライスCTなどの画像診断、気管支鏡検査、CTガイド下針生検、などによる診断から、化学療法・放射線療法（放射線科との共同）・手術療法（外科との共同）などの集学的治療から、疼痛管理などの緩和ケアについても行っています。

肺結核については、陰圧室を20床有し、クリティカルパスを用いて、入院中の直接監視下服薬療法（DOTS）による治療、服薬支援のための患者教育を行い、保健所との定期的なカンファレンスを行い、確実な服薬支援・服薬完了を目指しています。

睡眠時無呼吸症候群については、睡眠ポリグラフィ（PSG）を用い確実な診断を行い、鼻マスクにより持続陽圧療法（CPAP）を行っています。

また、保険診療に基づいた禁煙外来を開催しています。

呼吸器専門外来は、月曜日から金曜日までの毎日行っています。

禁煙外来以外の専門外来として、肺癌検診外来・睡眠障害外来・結核DOTS外来・慢性呼吸器疾患地域連携外来を行っています。


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